WORKS設計について
建築設計事務所とは?
住宅を建てるときには必ず、設計図や設計書を作成します。
たくさんの人が関わり、1つの住宅を作り上げるためには正確な情報を共有し、カタチにしていく必要があるからです。
丸や三角といった、大まかな情報であれば口頭でも伝えることはできますが、住宅を建設するとなると、複雑な形状や細かな部分が必ず出てくるため、そう簡単にはいきません。
そして、正確に情報を共有するために、設計図や設計書は決められたルールに従って描く必要があります。そのルールは日本工業規格(JIS)の製図法で定められています。
また、工事監理する役割もあります。
工事監理は、お客様の代わりに工事の品質面、資金面、工程面は適切であるかを確認する業務です。
品質面では、設計図や設計書通りに施工されているのか、法的要件を満たした施工になっているのか、手抜き工事はないかなどをチェックします。
資金面では、請負契約で約束された金額から増加することがないか、増加する場合には増加要因は何なのかをチェックします。万が一、金額増加の場合には必ずお客様にご了承を得たうえで施工を進めさせていただきます。
工程面では、計画された工事工程の通りに進んでいるのかチェックします。
施工管理とは違った視点でチェックをすることで、施工者都合の住宅になるリスクを抑え、より良い住宅をお客様にご提供させていただくことが可能です。
建築設計事務所、ハウスメーカー、工務店の違い
住宅を建てる際には、どこに住宅建設を依頼するかというのはとても重要になってきます。
自分の理想に近い考えを持っている会社に依頼ができれば、本当に思っていたものに近い住宅を実現させることができます。
住宅を建てる際の依頼先は大きく分けて建築設計事務所、ハウスメーカー、工務店の3つあります。
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建築設計事務所
【メリット】
・自分だけのこだわりの住まいができる
・複雑な形の土地や狭い土地など、難しい地形の施工はできる
・住宅のデザインはもちろん、設備にもこだわることができる
・予算をかけて作りたい部分と予算をかけずに作りたい部分でメリハリを付けることができる
・現場監督による管理と設計士による監理で施工のダブルチェックをしている
・様々な対応例を持っている場合が多いので、的確なご提案を受けることや施工の選択肢を広げることができる
【デメリット】
・展示会やオープンハウスの機会が少ない
・ある程度イメージを固めておくことが必要
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ハウスメーカー
【メリット】
・合理的に家づくりを進められ、各種手続きの代行も依頼できる
・大手企業の安心感
・施工期間は短め
・色々なところにモデルハウスがあるので、見学でイメージを深めることができる
【デメリット】
・予算が高い
・価格には広告費や人件費も含まれている
・こだわりをカタチにできない場合がある
・他社製品が使用しにくい
・決められたプランから選択するため、自由度が低い
・不要な設備が標準装備でついてくることがある
・変更にオプション代がかかる
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工務店
【メリット】
・入居後の相談もしやすい
・無駄を省いて、予算削減ができる
・職人さんと直に触れ合うため、相談しやすい
・地元で施工した事例を確認することができる
【デメリット】
・小さな工務店だと倒産の可能性があり、アフターフォローが不安
・施工期間が長い